※百寿者を目指しましょう!
超高齢社会が一段と加速する中で、詩道に身を託して意気軒昂に百寿者への道をひた走る日々。
そんな私の日常生活の道しるべとなっているのが下記の「詩道十則」です。
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■一つ、素朴に生きよう
■一つ、気魄を養おう
■一つ、気品を養おう
■一つ、一心になろう
■一つ、個性を生かそう
■一つ、人を賞めよう
■一つ、物のあわれを知る人となろう
■一つ、義理を重んじよう
■一つ、知性美の人となろう
■一つ、渋みを養おう
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若い頃は何となく聞き流していたこれらの言葉が年輪を重ねる毎に言霊となって心に響きます。
毎朝、この詩道十則を唱え、朝夕には下記の「敬老讃詩」と「詩道」を朗読して吟じましょう。
健康長寿「百寿者」を目指して!!
<漢詩原文>
敬老讃詩 深田光霊
老来剛気発丹誠
詩道託身天下平
休説人間名利事
朝吟暮詠送余生
<日本語読み下し文>
敬老讃詩 深田光霊
老来の剛気丹誠に発す
詩道に身を託して天下平らかなり
説くを休めよ人間名利の事
朝吟暮詠余生を送らん
<日本語読み>
けいろうさんし ふかだ こうれい
ろうらいの ごうき たんせいに はっす
しどうに みをたくして てんか たいらかなり
とくをやめよ じんかん みょうりのこと
ちょうぎんぼえい よせいをおくらん
<語釈>
老来・・・老いても、の意。
剛気・・・物事に動ぜず屈せぬ負けん気の意気。
丹誠・・・一心になろうとする真心。
名利・・・世間でいう名誉とか欲得、の意。
<通釈>
年を重ねた今も、物事に動ぜず、また困難にも屈しない負けん気の精神がいまなお決して衰えていないのは、
偏に一心になろうという真心のなせる業だろう。
詩道にすべてを託しているわが心身は穏やかで平和そのものである。
今更、名誉とか財産とか俗世間の事は云わぬが花である。
それよりも朝に夕に朗々と詩吟を詠じて、残された人生を悔いなく有意義に送ろうではないか。
松口月城作の「詩道」も記しておきます。
一吟忽覚浩然気 一吟忽ち覚ゆ浩然の気
一詠自知無限情 一詠自ら知る無限の情
詩道精神在斯裏 詩道精神斯の裏に在り
朝吟暮詠励吾生 朝吟暮詠吾が生を励まさん
「浩然」は心などが広くてゆったりとしていること。
「裏(うち)」は、平面的な表裏の「裏」ではなく、心の中をさしています。
<通釈>
自分の好きな詩を吟詠すれば、たちまち広々と無限の彼方まで心が広がっていく。詩道精神とは自分の心の中にあるもの。忙しい日常ではあるが時間を見つけて朝に夕に吟詠の練習を重ね、自分の人生を励まそう。
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